建設業許可の料金

サービス 弊所報酬(税込) 法定費用(別途)
新規申請(知事・一般) 110,000円〜 申請手数料 90,000円
新規申請(知事・特定) 165,000円〜 申請手数料 90,000円
新規申請(大臣・一般) 165,000円〜 申請手数料 150,000円
更新申請 55,000円〜 申請手数料 50,000円(知事)
業種追加 55,000円〜 申請手数料 50,000円(知事)
決算変更届 44,000円〜 実費のみ
各種変更届 33,000円〜 実費のみ
経審申請 別途お見積もり 審査手数料(規模により変動)

結論から言うと、一人親方でも建設業許可を取得することは可能です。

ただし、特定の要件を満たす必要があり、その要件をクリアするためには一定の準備と知識が求められます。

以下では、一人親方が建設業許可を取得するための要件と手続きについて詳しく解説します。

建設業許可の概要

建設業許可とは、一定の基準を満たす者が建設業を営むために必要な許可です。

建設業法に基づき、建設工事の適正な施工を確保し、建設業の健全な発展を促進することを目的としています。

個人事業主や一人親方も建設業許可を取得することが可能です。しかし、そのためにはいくつかの要件を満たす必要があります。

一人親方が建設業許可を取得するための要件

一人親方が建設業許可を取得するためには、以下の要件を満たす必要があります。

経営業務の管理責任者

建設業許可を取得するためには、経営業務の管理責任者としての経験が必要です。

具体的には、建設業において一定期間の経営に関わった経験を証明することが求められます。経営業務の管理責任者としての経験がない場合、許可を取得することは困難です。

一人親方の場合、自分自身がこの経験を持っているかどうかがポイントになります。

専任技術者

専任技術者とは、建設工事の施工に関する一定の技術的な知識と経験を持った者のことです。

専任技術者になるためには、建設業法に基づく資格を持っているか、あるいは実務経験が必要です。

資格としては、建設業法で認められている国家資格(例えば、一級建築士や一級施工管理技士など)が該当します。一人親方の場合、自分自身がこの専任技術者としての要件を満たす必要があります。

財務的基盤

建設業許可を取得するためには、安定した財務的基盤が求められます。これは、事業を継続的に運営するために必要な資金や資産を有していることを示すものです。

具体的には、一定の自己資本や純資産を持っていることが必要です。この要件を満たすためには、事前に十分な財務準備を行うことが重要です。

法令遵守の状況

過去に法律違反などがないことが求められます。これには、過去に建設業法に違反したことがないかどうか、社会的信用を損なう行為をしていないかどうかが含まれます。

許可を取得するためには、日頃から法令を遵守し、社会的信用を維持することが重要です。

一人親方が建設業許可を取得するためのステップ

建設業許可の要件の確認と準備

自分が上記の要件を満たしているかどうかを確認し、不足している部分があれば補うための準備を行います。

例えば、経営業務の管理責任者としての経験が不足している場合は、建設業界での実務経験を積むことが必要です。

また、専任技術者としての資格を取得するために、必要な試験に合格することも考えられます。

必要書類の準備

建設業許可を申請するためには、様々な書類が必要です。これには、経営業務の管理責任者の経験を証明する書類、専任技術者としての資格証明書、財務状況を示す書類などが含まれます。

これらの書類を漏れなく揃えることが、申請の第一歩となります。

必要書類の申請の提出

必要書類を揃えたら、都道府県知事または国土交通大臣に対して建設業許可の申請を行います。

申請書類が受理されると、審査が行われ、要件を満たしていれば建設業許可が交付されます。審査の過程では、書類の不備や不足がないように注意が必要です。

建設業許可の維持

建設業許可を取得した後も、一定の要件を満たし続ける必要があります。例えば、専任技術者が辞めてしまった場合は、新たな専任技術者を雇用するなどして要件を維持する必要があります。

また、定期的に財務状況をチェックし、安定した経営を続けることも重要です。

建設業許可を取得するメリット

建設業許可を取得することで、以下のようなメリットがあります。

信頼性の向上

建設業許可を取得していることで、顧客や取引先からの信頼が向上します。これは、許可を取得するために一定の基準を満たしていることを示すものであり、事業の信用度を高める要因となります。

受注機会の拡大

建設業許可を持っていることで、大規模な工事案件や公共工事の受注が可能になります。これにより、事業の成長や収益の拡大が期待できます。

法的保護

許可を取得していることで、法律に基づく保護を受けることができます。例えば、元請業者としての立場を確保しやすくなることや、契約におけるトラブル回避がしやすくなります。

一人親方が注意すべきポイント

一人親方が建設業許可を取得する際には、いくつかの注意点があります。

経営管理能力の維持

経営業務の管理責任者としての役割を果たすためには、経営管理能力を維持し続けることが求められます。事業の規模が小さい一人親方の場合、経営と実務を兼任することが多いため、効率的な時間管理や経営スキルの向上が重要です。

専任技術者の確保

専任技術者としての資格や経験を持つことは、一人親方にとって大きな負担となることがあります。そのため、必要に応じて外部の技術者を雇用することや、技術者としてのスキルを継続的に向上させる努力が必要です。

財務管理の徹底

安定した財務基盤を維持するためには、綿密な財務管理が求められます。特に、資金繰りや収支のバランスを常にチェックし、無理のない経営を心がけることが重要です。

法令遵守の徹底

法令遵守は、建設業許可を維持するための基本条件です。日頃から法令を遵守し、社会的信用を損なう行為を避けることが求められます。また、法改正や新たな規制に対しても常に最新の情報を収集し、適切に対応することが重要です。

結論

一人親方でも建設業許可を取得することは可能ですが、経営業務の管理責任者としての経験、専任技術者としての資格や実務経験、安定した財務基盤など、いくつかの厳しい要件を満たす必要があります。これらの要件をクリアするためには、事前の準備と継続的な努力が求められます。

しかし、正しい手続きを踏めば一人親方でも十分に建設業許可を取得することができます。

建設業許可を取得することで、信頼性の向上、受注機会の拡大、法的保護といった多くのメリットを享受することができ、事業の成長と安定に寄与します。

一人親方としてのキャリアを一層発展させるために、建設業許可の取得に向けて積極的に取り組むことをお勧めします。

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